角度別の狙い所

フリーキックは蹴る角度によって狙いが違います。
壁やキーパーの位置を把握し、相手の裏をかくことが重要です。


■ 90度付近

フィールド

ほぼ、真正面からフリーキックには、カーブ系や無回転フリーキックが有効です。
ゴールの面積が広い為、多少狙いがずれたとしても枠に入る可能性が高いからです。

壁やGKの位置は下図のどちらかになると思います。

壁  壁

一番、ゴールに入る可能性があるコースは壁後ろのGKとは逆サイドです。
このコースにカーブ系を打てれば入る確率はかなり高いと思います。
ストレート系で行く場合は、壁がいるので壁に味方をいれたり、
壁が飛んだら足元を狙うなど、工夫しましょう。

フィールド  フィールド

■ 45度付近

フィールド

この角度はカーブ系が最も得意とする角度です。
90度付近と同様、壁の後ろは狙い目です。

壁  壁

しかし、最近はGKに向かってカーブ系で蹴るフリーキックが多くなっています。
なぜ、GKに向かって蹴るかというと、味方が外から走りこんできて
ヘディングで合わせてもよし、合わせられなかったとしてもキーパーが惑わされ
ゴールに吸い込まれる可能性があるからです。
セルティックの優勝を決めた中村のFKもこの形でした。

フィールド  フィールド

■ プロの技

上記でも述べたようにフリーキックにおいて、壁とGKの位置を把握することは
非常に重要なことですが、プロサッカー選手によっては蹴る瞬間にGKの位置をみて
蹴る方向を瞬時に変えるそうです。GKを真っ直ぐ見るわけではなく
視界の中にいれてぼんやり見えるぐらいだそうです。
恐ろしい技術ですね。(-_-;)